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底が薄く一気に加熱&お米にスープを吸わせるパエリア鍋。でも、慣れない人にはこの「薄い底」が炊きあがる前に焦がす失敗をしやすい鍋でもあります。 その上、いざ買ってみたら鉄製のためすぐにサビてしまったりでメンテナンスも大変・・・。 実は作り方をちょっと工夫すれば、いつものフライパンでもパエリア鍋で作ったようなおいしいパエリアが作れるんです。 このサイトでは、伝統的な作り方ではなく、おうちのフライパンで作るためのオリジナルレシピをご紹介します。 |
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材料を揃えるのが大変そう?そんなことはありません。 パエリアの発祥地、スペイン東部海岸沿い「バレンジア地方」では、365日違う米料理が食べられると言われるほどバリエーション豊か。魚介の入らないパエリアや、サフランもトマトソースを使わない白いパエリア、オレンジ果汁で炊くパエリア・・・その日に手に入った食材で自由に作られる、まるで日本のチャーハンのような存在です。 お米だっていつもの日本のお米でOK!スペインのお米は実は日本のお米にとってもよく似ているんです。パエリア用に特別なお米を用意する必要はありませんのでご安心を。 |
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伝統的なパエリアの炊き方は「炒める⇒スープを加えて炊く」ですが、おうちのフライパンでもおいしく作れるように、ひと工夫。 具とお米を炒める⇒水を加え煮詰める⇒蓋をして炊く。この「煮詰める工程」で1番失敗の多い「炊きムラ」を防ぎ、しっかりスープを吸ったおいしいお米に仕上げます。 お米を洗わず加えると、ちょっと気になるヌカの匂い・・・でも、この煮詰めている間にヌカ臭さも飛んでしまうので一石二鳥です♪ |
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買うならパエリア鍋よりフライパンの蓋 | 水の量は、お米の1.5倍 |
蓋はなければアルミ箔でも作れますが・・・ほんのちょっとの隙間で水分の蒸発が進み、失敗しやすくなります。 ☆フライパンは最も一般的な24cmのサイズにあわせて分量を調整してます。 |
お米を炊く時の水の量はどのくらい? と、ここまでは一般的なお話。 |
だしとりもトマトソースも省略 | 旨みの少ない食材には・・・ |
おいしいお料理を作る基本はだし。これもとても大切なことなのですが・・・このサイトでもっと大切にしたいことは、「気軽にすることで、作るチャンスを増やす」こと。皆さんに身近な料理だと感じていただくために、だしは市販のコンソメの力を借りています。 ちなみに使用している商品は「味の素のコンソメ顆粒タイプ」です。キューブと違ってちょい使いができてとても便利ですよ。 そしてもう1つ、トマトソース。「具を炒める⇒カットトマトを加え煮詰める」という工程にすることで、別鍋でわざわざ作る手間を省略しています。 |
パエリアは敷居の高い特別な料理ではなく、その日に手に入った食材で自由に作る、日本のチャーハンのような物。 気構えず、お好きな材料で作ってください。それでも是非忘れないでいただきたい食材は、基本の「タマネギ・ニンニク・オリーブオイル」 できれば「肉・シーフード」など旨み食材も加えたいところですが・・・今日の材料は旨みが少ないかな?という時は、ベーコンやハムがお助けアイテム。少量でもたっぷり旨みを加えてくれる優れものです。 時間のある時にまとめてみじん切りにし、小分け冷凍しておけば1カ月は保存可能!野菜炒めやスープにも使えるストックアイテムです♪ |